パラオ共和国
パラオ共和国は、586の島々からなる小さな島国です。人が住んでいるのは、わずか9島のみで、残りは無人島という、まさに「手つかずの楽園」。日本との文化的なかかわりが深く、親日国としても有名で、パラオ語になった日本語があるほど。透きとおる海と澄み渡る青空の中であなたの心を癒す、そんな旅にでてみませんか？
治安
基本的にパラオは親日国で治安が良い国だと知られています。
しかし海外である以上、暗がりを一人で歩かない、持ち物から目を離さない、
深夜の外出は避けるなど、最低限の注意をしたうえで旅を楽しみましょう。
時差
パラオは日本からちょうど南へ3000kmの海域に位置しているため、時差はありません。
海外旅行での悩みごとの１つである、時差でのつらい思いをせずに楽しむことができます。
文化
パラオの言語や文化に様々な日本の影響が感じられ、
日本人観光客にとっては非常に親しみやすい文化であると言えます。
一方で、パラオならではの宗教・風習・伝統を重んじている部分も多く、
たとえば国民にはキリスト教徒が多いですが、
同時にモデクゲイ（現地宗教とキリスト教の混合）という宗教も信仰されていたり、
あらゆる伝統的習慣や、パラオならではの独自の文化が残っています。
言語
パラオの公用語はパラオ語、英語ですが、
ホテルやツアー会社には日本語対応のスタッフも多くいます。
パラオ語の中には、日本語に由来するものも多く、
「ツカレナオス（＝ビールを飲む・乾杯）」「アジダイジョウブ（＝美味しい）」などの
ユニークな言葉がたくさんあります。
旅の中でも聞きなじみのある単語が聞こえてくるかもしれません。
気候・ベストシーズン
パラオは年間を通して気温がほぼ一定で、平均気温が27度〜28度程度の常夏の島です。
5月〜10月が雨季、11月〜4月が乾季です。
乾季がベストシーズンと言われていますが、雨季は短時間の雨が多く、一日中降り続く事はありません。
雨季と乾季の違いはあるものの、年中温暖で過ごしやすい為、
基本的にはどの時期にもお楽しみいただけます。
食事
島国ということもあり、魚介類は鮮度・味ともに絶品です。
また市街地には、日本・アメリカ・中国・韓国・タイ・インドなどの各国料理が揃い、
食事には困りません。
パラオならではの料理も多くあり、インパクト満載のマングローブガニや、
他ではなかなか体験できないコウモリのスープなど、思い出に残る食事が体験できます。
通貨
通貨単位は米ドル（＄）です。
空港や街中に両替所がないので、最低限の米ドル現金は日本で用意しましょう。
ホテルやオプショナルツアー、レストランなどではクレジットカードが使えますが、
American Expressが利用できないところが多いので、Visa・JCB・Masterがあると安心です。
電圧・電源プラグ
パラオの電圧は110ボルト／60ヘルツ、差し込みプラグは日本と同じAタイプで、
充電式の電気ひげそり、ドライヤーなど短時間であれば、日本の電気製品は使用可能です。
長時間使用の場合は変圧器があると安心です。
国内移動手段
パラオには公共の交通機関はありません。
ショッピングや食事への移動はホテル・ツアー会社手配の車やタクシーの利用が一般的です。
路上でタクシーをつかまえるのは難しいので、
ホテルやレストランを出る際に手配してもらうのがおすすめです。
パラオを自由に移動したいならレンタカーという選択肢も。
30日以内の滞在であれば、日本の免許証があれば運転することができます。
ただし、21歳以上の年齢制限を設けているレンタカー会社がほとんどなので、気を付けましょう。
運転ルールは日本と異なり右側通行ですので注意が必要です。
空港からホテルへの移動も送迎を手配するのを忘れずに。
旅行日数
パラオ旅行では４泊5日が一般的です。
ただし、フライト時間を踏まえると、実質は3日間となることも多く、
旅行行程はしっかりと計画を練りましょう。
ビザ・パスポート
30日以内の観光であれば、ビザは不要です。
ただし、帰国時の航空券が必要となります。
（滞在が30日を超える場合は、入国管理局にて滞在期間延長の申請が必要。
2回更新、最長90日までの滞在が可能。手数料は50米ドル/回）
パスポートは残存期間が6か月以上のものが必要となりますので、ご注意ください。
服装
年間を通して気温が27度前後なので、半袖などの夏服が最適です。
屋内は冷房が効いているところが多いので羽織れる服を持っていくと安心です。
便利なアイテム
パラオは紫外線がかなり強いので、帽子、サングラス、
日焼け止めなどの紫外線対策グッズがあると安心です。
突然のスコールに備えて、レインコートや雨具も忘れずに。
－サンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止めの禁止について－
2020年1月1日から、「責任ある観光教育法2018（The Responsible Tourism Education Act 2018）」に基づき、
サンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止め製品の輸入、販売及び持ち込みが禁止されました。
法律では、禁止された成分を含む日焼け止めを輸入または販売した業者には1000ドル以下の罰金が科され、
有害物質を含む日焼け止めを持ち込んだ場合は入国時に没収されると定められています。
詳しくはこちらをご確認ください。
